思い出を抱きしめて...

20歳で逝ってしまったあなたへ

私は優しくない…

主人にお前は言い方がキツイ!とよく言われる
確かに私はせっかちで、ぐずぐずしているのを見るときつく言ってしまう
でも、それは家族に対してだけ


仕事柄、対外的にはとても優しい人と言われていた
実際、心から接していた...と思う...


なぜ家族に対してはキツイのか...
成長して欲しいと思ったから
自分自身にもキツかった
これをこなせば成長につながるんだと鞭打ってた


でも、色々間違っていたのかな
通じない厳しさは、優しさでは無いんだ
ただの独りよがり


気が付くと、自分の子育てを思い出しては、ダメな所を赤ペンで大きくバツ印つけている
もしタイムリープ出来るのなら、それでは駄目と教えてやりたい


あの頃、私の言い方がやっぱりキツイものだったように思う
あの子は優しくて思いやりのある子だった


私は自分でもキツイのが解っていて、大きくなったあの子にそんな悩みも言ったりしていた


「おかんは優しいよぉ~解ってるよ~」


って言ってくれたりした



今、せかす事は無くなった...
生きてさえくれたらどうでもいい事だ...


全てがそう思える