思い出を抱きしめて...

20歳で逝ってしまったあなたへ

平凡な日常の中の違和感

日常は嫌でも戻ってくる

そして、それはありがたいことなんだろう


でも写真を見ると、はっ…と違和感を感じる

えっ何?なんで…


そしてまた、喪失感


この前まで居たよね?

えっ…?何でそんなところに…


一日に何度も訪れる違和感


ちゃんと受け止めなきゃと、全てを見た筈…

なのに、いまでも夢のように思い出される。


最近、yahoo のトップページで自死に関する記事を見る


「哀しみを乗り越えるのでなく、抱いて生きる」


そうだよ…乗り越えるって…ちょっと無理



でも、「乗り越える」は、こういった状況でよく使われる


「乗り越えなきゃだめだよ。あなたがしっかりしなきゃ!

家族が頼りにしてるんだから」


弔問に来てくれた義両親側の親戚が言った

私は、下を向いたままうんうんと頷くだけ


我が子を亡くしたズタボロの私に頑張れって…

頼りになんかしないで…

心でそう思った


何事も無かったかのような日常はありがたくもあり、

時に残酷です。


先を歩く方々の言葉や記事を自分の中に集めて、

今をやり過ごしてきました。


まだまだ違和感だらけだけど、哀しみも思い出も抱きしめて…

いつかそこに温かいものも感じる事ができるようになるのかな…