三回忌を前にしても
どんなに待っても帰っては来ない
この目で発見し、この手でお骨を拾ったのに…
月日が流れても違和感が消えない
戻ってきた平凡な日常を重ねる度に
その違和感は酷くなる
なぜ…そんなところに居るの?
なぜ私はお墓を見つめて泣いているの?
私はいったい何をしているの…
あまりにも酷い経験は、自分を守るために記憶から抹消される事があるというけれど、
あの日の事はどれだけ日が経っても
鮮明に思い出される
昨日何を食べたかも忘れているのに…
これだけ現実を突きつけられても、
戻りはしないあの子を待っている
ああ、やっぱり夢じゃん…
○○ちゃん、あれは夢やったんやな
って思える時は自分が逝くときなんかな…
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