思い出を抱きしめて...

20歳で逝ってしまったあなたへ

友人の言葉

先日、学生時代からの友人から、

久々に電話があった


もうあの話題には触れない

それが有り難かったりもする


彼女はアラフィフになってから始めた

趣味(人前で披露するような)を凄く頑張ってると熱弁していた

元々パワフルな子で熱量が高い


あれから、友人との会話は聞くに徹して

いる

自分の事は喋りたくもないし、聞いて貰っても所詮解っては貰えないと、

悟りに達してしまった…

(それは支援団体やら医療機関でも感じた)


彼女は言った…

「自分は親の自慢できる子では無かったから、これから頑張って賞を取ったところをみせてやりたいんだよね!

親がまだ解るうちにね…」


貴方ならきっと出来るよ~ー!って励ましながら…涙を堪えた…


そして思った

そりゃ普通の人生を歩んだ人の言う事やな…

子供の晴れ舞台を見たいだろうし、最高の親孝行でしょう…


でもね、こんなことを経験した身になって思う

普通でいいんだよ…

ただそこに生きてるだけで…


こんな経験をしなければ、

私も、もっともっとと、高みを欲してたんだろうな…


私は親不孝しかしてないや


今出来る親孝行って…笑顔を見せる事かな…

親にも、あの子にも…